一昨日から更新している「大企業と中小企業の違い」の話。
今日はトータル引っ括めてまとめたいと思います。
尚、前々回はコチラから
前回はコチラから
目次
1.大企業と中小企業-業務内容の違い-
2.大企業と中小企業-収入内容の違い-
3.大企業と中小企業-見栄の違い-
4.ぶっちゃけどちらが良かったか
5.まとめ 今回更新
5.まとめ
ということで計2回に大企業と中小企業について私の主観でお話させていただきました。
結論
私の結論:スタートは大企業・その後中小企業で良かった!
こういう結論に至ったのはどちらも魅力が異なるからです。
大企業の魅力
・給料や福利厚生は◎
・住宅ローンや周囲の人からも信用される
・「人材育成」にお金を掛けてくれる
中小企業の魅力
・業務は全般担当できるので、規模はともかく全体感を掴みやすい
・人数が少ない分、やりたいことをやらせてもらえる可能性が高い
・自分のペースで仕事をすることも可能
<人材育成と給与の比較>
大企業に勤務していてよかったことは「人材育成」と「給与」の側面ですね。
中小企業は「人材育成」にお金と時間を掛ける余裕がないところが殆どです。
特に大企業で学んだ社会人の常識はその後も活かすことが出来ています。
また大企業時代に一人暮らし・結婚・子供の誕生を経験しました。
頂いていたお金が多かったのは間違いなくありがたいです。
その為、この点は大企業に軍配が上がります。
<時間の比較>
ただ多くのお金を頂くということは「多くの時間」を提供する必要がありました。
営業ということもあり朝早くから夜遅くまで働いても「残業」という概念はありませんでした。
さらに求められることが多岐に渡っていたこともあり
長時間自宅でも作業に費やす必要はありました。
一方で今は経理という職なこともありますが持ち帰り仕事はありません。
残業も殆どない為定時で帰ることができます。
自由な時間が多いというのは圧倒的にメリットですね。
時間がないと「新たな挑戦をする」という気力が湧いてきませんから。
もしかしたら大企業で適した企業があるのかもしれませんが、
少なくても今の環境は有難いことに恵まれているので、
中小企業の方が良かった、と私は思っています。
<最後に>
大企業で働くことが性にあっている方は当然いらっしゃると思いますが、
今後を考えると「駒」で居ることに慣れて「思考放棄」することは危険です。
昔は大企業に圧倒的メリットがありましたが、今は変わってきています。
何故なら大企業の一部では「従来のビジネスモデル」は限界と認識し始めています。
例えば「終身雇用の維持は難しい」といった話や、
「開発畑の人を営業などの別部署に異動させる」話、
「転職活動の為に部署が用意されている話」など
大企業も転換期が来ています。
今求められているのは「自分」で考え行動できる社員です。
「ここまで登れば、あとは定年までのんびり過ごす」という
人生プランの実現はかなり困難になっていると思います。
会社に喰い物にされないようにご自身の「価値」を高める努力は、
どの企業で働いていても必要になってくるはずです。
私は大企業時代に気付きたかったことですね。
最後に判断されるのはあなたですが、
どちらも大変なポイントが違うと思いますので、
よく考えて決めていただいた方が良いと思いますよ。
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