私は新卒時には所謂大企業に入社しました。
CMもバンバンやっていて従業員も何千人という規模の企業でした。
紆余曲折合って今は中小企業で働いています。
CMもやっていませんし、従業員規模も全然違います。
就職活動や転職活動で大企業と中小企業どちらが良いか、
で悩まれている方の参考になればと思います。
かなり長文になってしまいましたので3日に分けて更新していきます。
目次
1.大企業と中小企業-業務内容の違い- 今回更新
2.大企業と中小企業-収入内容の違い- 今回更新
3.大企業と中小企業-見栄の違い-
4.ぶっちゃけどちらが良かったか
5.まとめ
結論
大企業の魅力
・給料や福利厚生は◎
・住宅ローンや周囲の人からも信用される
・「人材育成」にお金を掛けてくれる
中小企業の魅力
・業務は全般担当できるので、規模はともかく全体感を掴みやすい
・人数が少ない分、やりたいことをやらせてもらえる可能性が高い
・自分のペースで仕事をすることも可能
私の結論:スタートは大企業・その後中小企業で良かった!
1.大企業と中小企業-業務内容の違い-
私は転職時に「営業」から「経理」にキャリアチェンジをしていますので、
厳密には同じ仕事での比較にはなりません。
それぞれの観点から見た話になります。
-大企業の業務内容-
働いている人が多い、ということはそれだけ稼がなければ会社は成り立ちません。
稼ぐための戦略としては、細分化して仕事が割り振られることがほとんどだと思います。
その為、部分部分の仕事をやる、というケースが少なくありません。
私自身入社歴若く会社を去りましたので、本当に末端作業をやっていましたね。
当たり前のことですが、人が多いということはそれだけ出世するハードルも高かったです。
私が退職を決めた理由はいくつかありますが、
1つに「60歳までこの仕事をやることはできないな」と思ってしまったことでした。
末端作業的な業務にあまり価値を見出すことができませんでしたね。
もちろん自分の力がある方は会社の中でも中枢的なポジションに行くことができ、
会社全体を動かすことが出来る部分には圧倒的魅力はあると思います。
ポイント:大手企業はスペシャリストになりやすい。
-中小企業の業務内容-
中小企業の場合、細分化するだけのメリットを出すことができません。
その為、基本的には1人1人がオールマイティに作業する必要があります。
例えば大手企業には「営業事務」という営業が苦手な事務処理をやってくれるポジションがありますが、
中小企業には「営業事務」がなく営業が自分でやったり、
「営業事務」はいるけど複数の担当者を掛け持ちしていることが殆どです。
やることが多い、というのはある意味大変だと思います。
しかし、「全体」を把握しながら業務を進めることができる、のは魅力です。
「部分」から「全体」を想像することは難しいです。
ですが「全体」から「部分」を想像することは可能だと思います。
しかも大幅にズレるということもないはずです。
私自身中小の経理をしていますが、基本的なことは入社2年くらいで覚えることが出来ました。
恐らく大手で経理をしていたら、まだ細かい部分をやっていたと思います。
これは中小が良いというよりも、大手と中小でボリュームが段違いなためです。
ボリュームが少ないからこそ幅広い範囲をやっていくことができるのです。
大手で働く以上「ボリューム」を避けることは難しいでしょうね。
ポイント:中小企業はゼネラリストになりやすい
2.大企業と中小企業-収入内容の違い-
これは比べるまでもないですが、大企業の方が圧倒的に給与は良いです。
具体的には入社2年目の年収を中小入社3年時点で超えることは出来ませんでした。
ボーナスも月数が全く違うこともありますが、この現実は少し悲しくなりますね。
また福利厚生関係も大手の方が充実していました。
大手は転勤時に借上社宅に住まわせてもらうことができ、
利用料を毎月天引きされるという仕組みでした。
その為、しばらくの期間まともに家賃を払わずに広い家に住むことが出来ていました。
私は組みませんでしたが先輩方の話で
住宅ローンも組みやすいという話は聞いていました。
〇千万円とか平気で組めるよ~と言っていましたね。
反対に中小はやはり収入面は下がります。
特に差を感じるのがボーナスですね。
大手は夏冬合わせて6か月分とかよくありますが、
中小は4ヵ月分でれば良い方で2ヵ月分くらいもよくありますw
福利厚生面でも大手に勝る部分はありませんね。
住宅ローンは組めない、という話は聞きませんでした。
とはいえ元々の収入に差がありますので組める総額は低いでしょうね。
ポイント:大企業の方がやっぱり多い!
今日のまとめ
本日は大企業と中小企業の仕事内容とお金面に関して記載しました。
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