現役経理担当者の「経理職」が向いている人の話

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ビジネス/書評

こんにちは、こんばんわ、おはようございます。

現役で経理を担当しているひろです。

今回は私の独断と偏見で「経理職」が向いている人についてお伝えします。

正直やる前のイメージとイメージ通りなところもあれば、

全く違うところもあったので参考にして頂ければと思います。

 ※経理職として必ず採用されるかはまた別の話です。

私の会社に来て下されば間違いなく次の面接には進みますw

このお話を伝えたい人

現在就職活動中の学生さん

来年の就職活動にハラハラしている学生さん

入った会社で向いていないかな?と思っている新卒さん

数年やってみたけど向いていないかな?と思っている方

経理の仕事ってどうなの?という方に是非お伝えしたいです。

結論(忙しい方向け)

・数字に対して真摯

・コミュニケーションを積極的にとれる

・状況に応じてYes,Noを使い分ける

・就業しながら日々自己研鑽をする

こうした姿勢が見えれば私は間違いなく次の面接に推薦します

一つ一つ解説していきます。

経理職が向ている人 ①数字に対して真摯

これはある意味当たり前の事ですね。

会社のお金を預かるわけですから、お金にだらしない人は

でどれだけ適性があろうとNGです。

公私をきちんと切り分けて管理することは必要です。

むしろ公私混同している部門長に対しては改善を促す必要があります。

普段やっていない人が正論を言ってもまず通用しません。

ある程度「この人ならしっかり管理してくれているはず」と思っていただくことは必要です。

もし自信がない方はご自身の「家計簿」をつけるところから始めてみましょう。

まずは実践することが大切です。

経理職が向いている人 ② コミュニケーションを積極的にとれる

私自身も必要だと思っていませんでした。

経理職は社内で関わらない部署はありません。

何故ならどの部署でも「お金」を使って「お金」を増やす活動をしているからです。

必ずどの部署ともやり取りをするということは、

・自分の話を一方的に話す人

・他人の文句ばかり言っている人

・怒りやすくて話しにくい人

などなど多種多様な方とコミュニケーション取る必要が出てきます。

その為「話すのが苦手で・・・」と思っている方は

経理部はかなり大変かもしれません。

また、「税務調査」では「なぜこの処理を行ったか?」を説明する必要が出てきます。

何故なら会計処理は1⁺1=2のように必ず同じ結論になるわけではないからです。

「解釈」によって異なった結論が出ることがままあります。

この「解釈」に関して調査官とやりあうのが「税務調査」です。

その為にも経理部は状況を正確に把握し、どういうロジックで

この処理をしたか説明することが必要になります。

こうした状況を正確に把握するには各部署と普段からコミュニケーションが必要です。

経理部は「社内営業」が必要な部署です。

経理の仕事が向いている人 ③状況に応じてYes,Noを使い分ける

先ほどの「解釈」と同様ですが、

会計処理を行う上でも「NG」と「NGに近いグレーゾーン」なケースがあります。

「NG」に関しては仮に営業からどれだけ言われても、

「NG」と言い続けることが必要です。

その後問題になり場合は営業の為にも「NG」と伝える必要があります。

反対にグレーゾーンに関しては、「解釈」で主張できるように情報を

整理しておく必要があります。

このあたりきちんと分けて伝えることが必要です。

似て非なるケースがよくありますが、中々経理部以外からすると

何が違うの?この間と一緒でしょ?」と思うことがよくあります。

一時的に利益が上がっても、脱税や倫理的によくない取引は、

将来的に悪影響を与える可能性があるものは「NG」というのが仕事です。

経理に向いている人 ④就業しながら日々自己研鑽できる。

税制は毎年のように大幅に変わっていきます。

節税するためには知識が必要不可欠です。

日々自己研鑽をし自社で活用できる税制はないか?

活用できなくなった税制はないか?

などの知識を蓄える必要があります。

税務調査の場合にくる調査官自体も、全ての税制を把握しているわけではありません。

そのため知識量が多ければ主張できることも増えて、

税金を多く払わずに済む可能性もあります。

経理部は入社してからも日夜学び続ける必要がある部署です。

結論

現役経理部員が独断と偏見で経理部に向いていると思うのは次のような方です。

・数字に対して真摯

・コミュニケーションを積極的にとれる

・状況に応じてYes,Noを使い分ける

・就業しながら日々自己研鑽をする

そして一番大切なのはそれぞれ表面上ではなく「本質的」に理解をすることです。

ルーティンワークが多い経理部ですが、会計処理は状況によって変わります。

単に「前回こう処理したから・・・」だと誤る可能性が少なくありません。

「こう処理した」理由があるはずなんです。

この理由が一致していれば前回通り処理して全く問題ありません。

とはいえこの「本質的」な理解は後から学ぶことは可能ですので、

4項目に合致していそうで、経理という仕事に興味があれば

是非応募してみてください。

以上、ここまでご覧いただきありがとうございました。

参考になれば幸いです。

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