“敬意”を持って接することは大切という話

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ビジネス/書評

自分と相手の時間単価は違います。

こんにちは・こんばんは・おはようございます。

ひろです。

よくインフルエンサーの方がこうした発言をされることが多いですよね。

インフルエンサーの方は既にマネタイズされている方が多いので、

時間単価は間違いなく高いでしょう。

質問をする側の時間単価は低い傾向にあるのもまた事実でしょう。

私はもう1歩踏み込んで次のように捉えています。

質問者と質問を受ける側では「受ける側の時間価値が高い」と。

つまり相手に対して”敬意”を持って接することが大切ということです。

ということで今回は「”敬意”」について話をします。

 

実際の時間単価ではなく、相手の「時間価値」を考えよう

一般的に上司と部下、先輩と後輩の貰っている給料を比較すれば、

当然のように上司と先輩が多いでしょう。

残業代が出る部下の方が一時的に手取り額が多い、というケースはあるかもしれません。

ただこれは残業時間分働いているので「時間単価」は上司の方が高いです。

あなたは上司の立場だとします。

インフルエンサーの方が仰るように相手の時間単価を考えてみました。

部下の時間単価はあなたよりも低いことに間違いりません。

では上司である貴方は、部下にGoogle検索のようになんでも聞いたらどうなるでしょうか?

部下から「上司は何もわかっていない」と部下のパフォーマンスは落ちます。

 

一方で上司である貴方が、部下の「時間価値」を勘案して接していれば、

部下のパフォーマンスは上がる可能性が高まります。

部下からすると上司が”敬意”を持って接してくれたと感じるのではないでしょうか。

 

“敬意”には丁寧に、”横柄”ならスルー

相手が「私の時間」に対して、”敬意”を持って接して頂くと、

こちらとしてはその方の助けになろうという気になりますw

反対に相手が「自分が偉いのだからお前やれ」といった態度で、

接してきた場合にはとりあえずやらない方法を考えてしまいますw

 

褒められたり、認められたら、嬉しい気持ちになるのは人の常ではないでしょうか。

少なくても私は、褒められたり、認めて頂くと勝手にやる気が出ますw

ポジティブな態度にはポジィテブで返すことができますし、

ネガティブな態度だとネガティブな対応になります。

相手に対して”敬意”を持って接すると、

結果的にいいサイクルで仕事を回すことに繋がります。

私も会社で中堅社員なので後輩にいろいろ指導をする立場です。

後輩といえど当然下僕というわけではありませんので、

相手に対して”敬意”を持って接することを心掛けています。

 

指示を明確化することで時間効率は上がります。

私が上の立場で必要だと感じるのは指示の明瞭さです。

例えば何か仕事をお願いする際に日常業務の延長である「作業」的な業務なのか、

抜本的な改善や新規取り組みなどの「創造」的な業務なのかによって指示の仕方が異なります。

「作業」の場合はスタートからゴールまでの道筋を明確にする必要があります。

「創造」の場合はスタートとゴールは明確にしますが、道筋は任せます。

この辺りを混同して仕事をお願いすると、

チェックをした時に全く見当違いな方向に進んでいて、

せっかくやった作業が無駄になる、ということも発生し得ます。

特に「創造」的な業務の場合は、「思考」をしてもらうために、

適宜軌道修正をする必要があります。

反対に私が部下の立場で「創造」的な業務を行う際には、

大まかな方向性を定めて上司に確認を取るようにしています。

完成までやった後に「ここはこうして欲しい」と言われると、

なかなか気持ち新たに取り組むのが難しくなってしまうためです。

私の時間を大切にすることもできますし、上司の訂正をする時間も短くすることができます。

ちなみに私が、相手に対して”敬意”を持つことが必要だと思ったきっかけでした。

 

1人1人に求められることはどんどん増えていきます。

これからの日本はより少子高齢化が進みます。

大企業でも抜本的な組織改革や大規模なリストラが発生していることを考えると、

1人1人の生産性をシビアにみられる時代から逃げることは難しいと考えます。

 

こうした時代に求められるのは、物量でごり押しするビジネスではなく、

少数精鋭で成果を出すビジネスに変わっていきます。

権力を笠にして部下のパフォーマンスを落とす上司は、

遅かれ早かれフェードアウトさせられるでしょう。

どのような立場でも相手に対して”敬意”を持ち、

必要な場面で必要な成果を出すことが求められる時代になると考えています。

 

結論:相手に “敬意”を持ちましょう。

これからの時代は役職は「権力」ではなく「役割」になっていくのではないでしょうか。

名プレイヤーが必ずしも名監督でないように。

人数が少なくなる以上、適材適所少数精鋭で戦っていく必要が出てきます。

互いにどのような立場であっても”敬意”を持って接すること。

これから必要になるスキルだと考えますがいかがでしょうか?

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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