[書評]【言ってはいけない】を読んで考えたこと

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ビジネス/書評

内容は”言ってはいけない”ので触れません!

今回は読んで感じたこと・考えたことを紹介します。

こんにちは・こんばんは・おはようございます。

ひろです。

今回は「言ってはいけない」を読んで感じたことをご紹介します。

タイトル:言ってはいけない 残酷すぎる真実

著者  :橘玲(タチバナ アキラ)

出版社 :新潮社

出版年 :2016年

ブログで触れてはいけないわけではありませんが、

部分的な紹介をすると語弊を与えかねないので

あくまで感じたことをご紹介させて頂きます。

もし興味をお持ち頂いたらぜひ原文をお読みください。

新書サイズで250頁ほどなのでサクッと読むことはできますよ。

 

【言ってはいけない】 タブーについて触れています

・遺伝にまつわるタブー

・美貌にまつわるタブー

・男女格差にまつわるタブー

・子供、教育にまつわるタブー

全般的に「言ってはいけない」ことについて書かれています。

私たちは大人になるにつれて「触れてはいけない部分」を

理解していく面がありますよね。

これらの部分を科学的に根拠を持って提示しているのがこの本です。

数多くの参考文献から科学的に事実を伝えています。

私自身衝撃を受けました。

実際に自分の目や科学的根拠を持って理解していた部分ではなく、

大人になるにつれて「そういうものだ」と思っていた部分が

大部分あるということを知ることができました。

「このようなデータがある」と知れたことは私にとってプラスです。

但し、感情と事実は分けて読む必要はあるかもしれません。

 

【言ってはいけない】 見たいものを見る/聞きたいことを聞く

この2つは最近よく聞いている言葉です。

人は見たいものを見たいように見ますし、

聞きたいように聞きます。

例えば大人と子供が手を繋いで歩いています。

ある人は仲睦まじい親子と見るかも知れませんし、

またある人は誘拐犯と見なすかも知れません。

 

ただこうした機能があるからこそ、

断片的な情報から推察することができるのだとも思います。

生きていくために必要だからあるのでしょうね。

ただ、それを「事実」を見ようとしない言い訳にすると、

将来の自分が困るとも私は思います。

一度貯蓄がほぼ0まで行った時には、

銀行口座を確認することを怠っていました。

妻が「管理する」という言葉を信じて預けていましたが、

信頼していたというよりは責任を押し付けていただけでした。

「見たい景色」や「聞きたい言葉」よりも

「事実」がどうであるかの方が大切ではないでしょうか。

感情で判断して良いことはあまりありません。

お金が関わる時は特にそうです。

感情で判断を下しているからこそ

「破滅的な投機」や

「次は勝って損失を取り戻す」という

ギャンブルにのめり込んでしまうのではないでしょうか。

【言ってはいけない】 事実を知っておいて損はありません

この本では根拠(エビデンス)が示されています。

巻末には82件もの参考文献が明記されています。

内容に納得いかないのであれば、原文を確認する、という作業も可能です。

様々な判断をするためには幅広い知見があった方がよいでしょう。

「言ってはいけない」で書かれていることを100%受け入れるべき!とは

言いませんが、知っていただいて損はないと思いましたので、

今回ご紹介させていただきました。

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