P/L(損益計算書)を簡単に解説する話(後編)

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ビジネス/書評

粗利って何?

みなさん、こんにちは・こんばんは・おはようございます。

ひろです。

前回に引き続きP/L(Profit and Loss Statement)損益計算書についてお伝えしていきます。

前回の記事はこちらです。

今回は粗利益から!売上総利益とも言いますが

「粗利」と車内で使われている方も多いのでは?

ちなみに営業担当者が把握できる利益は全て「粗利」です。

営業担当者が営業利益まで把握できる必要はないと思うので

恐らくシステムを作っている会社もないと思います。
 (もし我が社ではやっているよ、ということがあればコメント頂きたいです!)

担当者は粗利、管理者は営業利益、経営陣は経常利益が把握できれば良いですね。

 

構成要素③ 粗利益

粗利益の算出方法は以下の通りです。

粗利益=売上-売上原価

商品の売買でどれだけ利益を稼いでいるのかを判定することができます。

粗利益から販管費を引いていきますのである程度の利益がでていないと、

商売としては成立しません。

例えば、 3万で仕入れて4万で販売したとします。

結果1万円利益を得ることができました。

しかしその為に従業員に20万円給与を払い、

事務所の維持費(家賃・水道光熱費も全て合算して)で10万円払っていたら、

その事務所は閉鎖すべきです。

つまり販売価格の設定はこうした営業活動に必要な経費も

加味して設定する必要があるわけです。

高すぎても売れませんが、安くても企業が存続できません。

値決めは極めて重要な役割を担っていると私は考えます。

 

構成要素④ 販売費及び一般管理費(販管費)

少し文面から読み取るのは難しいかもしれませんね。

販管費とは「営業活動に必要な経費」をさしています。

具体的には

・従業員の給与

・事務所の家賃・水道光熱費

・物の運搬に使う運送費

・CMや雑誌などに出す広告費

・電話やインターネット接続などの通信費

 

 

などなど

営業活動に関わりそうなものが全てここに集約されてきます。

売上が上がるということは、それだけお金を投資しているはずなので

販管費も増加する傾向にあります。

従業員が増えるとそれだけ内容を確認するのも大変になりますので、

効果効率の上がる支出になっているか確認する必要はあります。

とはいえ必要なものにはきっちり支出をすべきですので

何でも抑制するのは良くないですね。

 

構成要素⑤ 営業利益

営業利益の算出方法は以下の通りです。

営業利益=売上-売上原価

この営業利益で算出されるのは「本業」で稼いだ利益です。

ちなみに「本業」とは定款に明記されている業務ですね。

その為不動産収入が本業になる会社もあれば、

ならない会社もある、というわけです。
 (その場合は営業外収益・営業外費用です)

その会社がどのように収益を上げているのか?

本業で儲けているのか、本業外で儲けているのかを把握する上で必要です。

とはいえ部署レベルで把握する際には営業外が出てくることはほぼありません。

その為営業利益までの構造を理解しておけば十分です。

 

どうやったら営業利益を上げられるか?

「営業利益」を上げる場合はどういった手段があるのでしょうか。

この時も構成要素を1つ1つ確認すれば打てる手を検討することができます。

1.売上
売上が増えれば当然営業利益も増えます。この時売る際に手間暇が掛かる商品よりも、

簡単に販売できる商品や、ほっておいても勝手に注文がくる商品を

作り出すことができれば利益額をどんどん増やすことは可能です。

数量が増えても売上原価が変わらないor影響を受けない商品は売れれば営業利益につながります。

 

2.売上原価

売上を上げる為に必要な金額なので売上原価を低減できれば、

当然利益を増やすことができます。

例えば日本製を安い海外製に切り替えることや、

質より量を重視して取引業者を変更すること。

或いは大量に生産や発注をすることで規模の経済性(スケールメリット)を活用するのも

一つの手ですね。

 

3.販管費

個人的には販管費を精査するのは難しいと感じています。

というのも中には「今」売上に影響しないものがあるからです。

例えば広告費。

TVCMや雑誌広告など掲載されて認知されて…とある程度時間が経ってから

効果があったかなかったかを判断することができます。

或いはこれまで取引がない業者に足繁く通う為に交通費を出していたとします。

話がまとまれば売上が上がりますが、

まとまらなければ売上は上がりません。

こうした側面もあるのである程度広い視点を持って、

販管費の見直しはすべきだと思います。

 

当たり前のことですが1度市場に出たものは、

半永久的に売れ続ける、ということはあり得ません。

かならず時間が経つにつれて販売数は鈍化していきます。

その為、「今売れているものは」確実に販売を行い、

「今後需要が高まるもの」「取引を増やせそうな人」とは

利益が出ているうちに次のに手を打つことが肝要です。

 

結論

P/L(損益計算書)とは

売上高/売上原価/粗利益/販管費/営業利益

は本業でいくら稼いでいるかを見る為に役に立つ表です。

商売がうまくいっているのか、懸念点があるのかを

こういった情報からヒントを得ることができれば、

改善改革活動に生かすことができます。

何かの参考にしていただければ幸いです。

ご覧いただきありがとうございました。

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