前回の記事で積立保険を解約しましたと報告しましたが、その補足です。
「なぜ積立保険を止めたのか」について記載します。
結論:積立保険は割に合わない「投資」である為。
<目次>
1.積立型保険で保険会社はどうやって儲けているか考察する
2.積立型保険と投資信託の違い
3.まとめ
まず始めたのはこの部分です。
積立型保険は利用者は「毎月一定額を積み立てる。」
保険会社は「積立金を運用して、定年後に積立額プラスアルファが支払われる」
(私の加入していたのは元本保証に上乗せ分は確定していました。)
というのがざっくりとした流れです。
これで保険会社はどうやって「収益」をあげているか考えてみます。
また積立型保険で「利益をあげるスキーム」を考えて頂きたいです。
「自分が理解できない投資はしてはいけない」という言葉をよく聞きますが、
私は「自分が【相手がどのように儲けるのか仕組み】が理解できない投資は
してはいけない」という意味で解釈しています。
積立型保険は「元本」を保証しています。
また「運用結果によってプラスアルファ」が支払われます。
(こういうインセンティブがないと、預金の方が都合が良いですよね)
保険会社が儲けるには
①利用者が途中解約して返戻金で儲ける。
②預かったお金を元手に資産運用をして儲ける。
と大きく分けて2通りです。
ただ①はたかが知れていますよね。
私ですら5万円くらいの損で済みました。
つまり②で儲けることによって保険会社は利益を上げているわけです。
ということは「積立型保険」を購入することは間接的に「投資」商品を買っていることになります。
つまり「積立型保険」は「投資商品」であると言えます。
そこで儲けた分は利用者に全て還元されるのでしょうか?
当然、「諸経費」として儲けた額から引かれるはずです。
(慈善事業ではありませんからね)
2.積立型保険と投資信託の違い
積立型保険と投資信託をリスクとリターンで比較してみます。
積立型保険
リスク………低い(元本は保証されている)
リターン……低い(運用結果が良くても諸経費が引かれて上乗せされるのみ)
投資信託
リスク………高い(元本割れする可能性もある)
リターン……高い(運用結果が良ければ、その分プラスになる)
つまり「リターン」を取るか「安定」を取るかという選択です。
とはいえ投資信託は「ドルコスト平均法」で積み立てていくと、
高騰時には買いを抑え、暴落時には買いを増やすことができるため、
長期間の運用ではリスクは低いと考えています。
あくまで積立型保険と比較するとリスクは高いですけどね。
この先は個人の判断によりますが、私は「投資信託」を選択しました。
一番の理由は「積立型保険」もある意味「投資」だからです。
それもリターンが低く設定されています。
まだこの先の人生が長いことも鑑みて「時間をかけて投資信託」をしていきます。
3.まとめ
結論:積立保険は割に合わない「投資」である為、私は投資信託を選択する。
「儲かる話」を聞いた時には「どうやって儲けているか」考えることが大切です。
中には企業も利用者も双方メリットがある商品があるかも知れません。
その為にも知識をつけて考える癖を付けるべきだなと考えた話でした。
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